野菜!エンダイヴとチコリー・・・その3
ベルギーはこの新野菜を輸出するまでになり、それはどこでも最大級の歓迎を受けました。
一八七八年、ベルギーからとどいたウィットルーフの最初の荷がパリ中央市場で売られました。
競り売り人は、この新野菜の名前を訊かれ、深く考えずに「ブリユッセルのアンディーヴ」と答えました。
こうして、英語ではチコリーという名となる新野菜がフラソスではアソディーヴ(エンダイヴ)と命名され、その名が今日なお用いられています。
クロロフィル葉緑素は光がないとできないので、暗闇で栽培されるチコリーは白化します。
葉緑素をもたない葉のかたまりであるチコリーは、エンダイヴの仲間のうちではいちばん新しい野菜です。
チコリーがはじめてつくられ、まだウィットルーフと呼ばれていたころ、この野菜には苦みがあったが、それはその後の徹底的な選抜によってとりのぞかれました。