日本の防衛力と経済協力について
日本の国際的貢献の1つとして、軍事協力が多くの人によって提起されています。
自国の防衛は自国によるという原則はそのとおりですが、日本の軍事力のいっそうの強化については、以下の事情を考慮する必要があるでしょう。
第1に、日本は第二次大戦の経験を教訓として、「国際間の紛争を武力により解決すること」を放棄し、専守防衛の憲法をもち、またこの精神のもとで「非核3原則」(核をつくらず、持たず、持ち込まず)と「武器の対外輸出禁止措置」をどっていて、これらのことは国民の多数の支持を得ています。
そうした考え方は、今日の世界の政治の流れおよび日本の近隣諸国の国民感情を考えると、今後とも支持すべき基本理念です。
日本の国際社会への貢献は、その経済力の活用など、非軍事面におかれるべきです。
日本が独自に攻撃力や核開発を含めて軍事力を強化したり、旧来のようなナショナリズムによって軍事的行動をとることは想定しがたいでしょう。
しかし、諸外国も経済面での協力を期待すべきだとわたしは思います。